おりものの役割と基本情報について

女性は成長する中で、身体に色々な変化が生じます。
その中の1つに「おりもの」があります。
もちろん知らない方はいないでしょうが、生理の情報よりは、
目にする事が少ないでしょうから、あまり詳しくない方が多いのではないでしょうか。

 

それでもおりものは大切です

女性の思春期は男性のそれに比べて、かなりデリケートです。
身体的に分かりやすい生理がありますし、メンタル的にも変わっていくからです。

 

おりものや生理を初めて体験するわけですから、
思春期には色々と戸惑ってしまうかもしれません。
そして、生理についてはまだ自分の中で折り合いがつくかもしれませんが、
おりものに関しては、必要性が良く分からずに悩んでしまう人も大勢います。

 

また、おりものには臭いや粘り気もあるので、汚く思ってしまう人もたくさんおり、
ストレスを感じてしまう女の子がたくさんいるようです。

 

 

女性の身体とおりもの

男女問わず、人体は「不要なもの」を外に追い出しています。
その最たるものは便や尿などの排泄物だと思います。
排泄物には、人体に害のあるものも入っていますから、
それを追い出さなければならないのです。

 

そして、おりものも排泄物の一種です。

 

おりものは、粘膜物質や不要な細胞でできています。
このおりものを膣や子宮から排除する事で、
膣内の細菌が過剰に繁殖してしまうのを防止しているのです。
つまり、おりものには膣内細菌のバランスを安定させる役割があるのです。

 

 

膣の中の常駐菌としては、デーデルライン桿菌という善玉菌がメジャーです。
デーデルライン桿菌には、悪玉菌の仲間である
カンジタ菌や大腸菌の繁殖をブロックする働きがあります。

 

おりものが出る事により、膣の中のコンディションが安定して、
このデーデルライン桿菌が住みやすくなるのです。

 

 

また、おりものは排卵期にも大切な役目を果たします。
精子が受精する際には、膣の中に無数にある常駐菌を突破して卵子にまで届く必要があります。

 

この際に大切になってくるのがおりものです。精子はおりものによって包み込まれて、
ガードされたまま常在菌を突破して、卵子まで届いて受精に至るのです。

 

 

おりものが変わるのはなぜ?

生理が開始するとおりものが出るようになりますが、
おりものの臭い、性質、色合い等は、色々な原因によって変わります。

 

おりものが出る量と年齢

まず、年齢によっておりものは大幅に変わります。
「卵胞ホルモン」という女性ホルモンと、おりものの活性や出る量が関連しています。

 

歳を重ねるごとに卵胞ホルモンが出る量は変動します。
また、生理開始頃に活性も上昇し始めて、
女性の身体が大方成長し切る20才頃に一番高くなり、
そこからは年を重ねるごとに徐々に低下していきます。

 

そして、おりものが出る量も、卵胞ホルモンが出る量と比例して、
歳を重ねるごとに低下していきます。
これは、卵胞ホルモンの働きが徐々に鈍っていくからです。

 

おりものの状態と生理

生理のサイクルとおりものは深く関わり合っています。
生理が終了する頃に出る量が増え始め、排卵期に一番増えます。
出る量が増えると、おりものの粘り気は強くなります。

 

また、体調次第で臭いがキツくなったり、黄色くなったりする場合もあります。